熟年離婚は妻から夫へ切り出されるイメージがありますが、夫から妻へ切り出されるケースも決して少なくありません。
では、一体、どのような妻が、夫に三行半を突き付けられるのでしょうか。本記事では離婚を切り出されやすい妻の特徴についてお話します。
夫からしてみれば、いくつになっても女性として妻を愛したいと考えるでしょう。しかし、熟年離婚をされる妻は、オバサン化がどんどん進んでしまい、女性らしさをと失っていく傾向にあります。次のような特徴が当てはまる方は要注意です。
1.身なりに気を遣うことが無くなった
化粧をしないくらいであれば問題なさそうですが、女性としての最低限の身だしなみを整えなくなると、夫としては複雑な気持ちになるでしょう。熟年離婚の原因に浮気が多いことも、こういったことに起因しているのかもしれません。
2.女性としての魅力を感じない
若いころは若いなりの美しさでカバーできていたものも、歳をとると若さだけではカバー出来なくなり、日頃の無精さが目立つようになります。ムダ毛の処理や髪型、体形、洋服など…歳をとるほどだらしなさが目につくでしょう。年齢を重ねるほどに、美意識には気を配りたいものです。
専業主婦での熟年離婚のケースとして、妻としての責任を全うしてくれないことに嫌気がさして熟年離婚を切り出す男性も多いようです。例えば次のようなことが挙げられます。
1.家事などをしない
近年は夫も家事に参加するというご家庭も多いですが、女性が主となって家事をするというのが未だ大多数でしょう。家事をきちんとしてくれないことは、働く男性にとってはかなりストレスになってしまうようです。仕事から疲れて帰ってきても家が散らかっている、きちんとした御飯が出てこないなど、家事放棄や手抜きがあまりにも目立つことが長年続いて離婚を切り出す方も多いようです。
2.子どもが巣立った機会が別れ時
家事放棄が理由の場合、子どもが巣立ったタイミングでの熟年離婚も多いといいます。現在では家事を快適にしてくれる家電製品が登場していたり、家事代行サービスなどが充実していたり、宅食やデリバリーサービスなど家事が苦手な男性が不自由なくひとり暮らししていける環境が整いつつあります。子どもが巣立てば、愛想が尽きた家事のしない相手と一緒にいる必要もない…ということでしょうか。
男女平等が叫ばれる時代ですが、あまりにも妻が夫の気持ちに寄り添えないために離婚を切り出されるケースもあるのです。
1.新しい挑戦を応援してくれない
熟年離婚が多い40代、50代、60代は、転職や企業の最後のチャンス時期でもあります。脱サラされる方も、定年退職前世代の方が多いですよね。新しいチャレンジに反対する、応援できない選択をとる、納得のいく話し合いが得られない場合などに、夫が妻へ熟年離婚を切り出して別の人生を歩むというケースはよく聞くお話です。
2.長年の衝突や性格の不一致
長年の鬱憤が「もう我慢できない」と爆発し、熟年離婚を切り出されるケースもあります。ずっと我慢してきたことが何かがきっかけで爆発し、洪水のようにあふれ出てしまうのでしょう。
3.退職後の生活を考えたら…
長年、夫婦関係が上手くいっていない場合、退職後に毎日顔を合わせて四六時中一緒に過ごすことが耐えられないと熟年離婚に踏み切るという方も少なくありません。
熟年離婚を切り出される妻の特徴としては、女性として見ることができない、妻としての責任を果たしてくれない、自分の主張を曲げない等が挙げられます。
熟年離婚後は自活が強いられます。しかし、ブランクがある方がバリバリ働くことは難しいですし、専業主婦であれば仕事を見つけることさえ困難な場合もあります。
今熟年離婚はメリットだけでなくデメリットやリスクを伴う行為ですので、よく話し合いをし、もし熟年離婚をするとなれば、しっかりと計画を立てた上でおこないましょう。