専業主婦が熟年離婚したら生活費はどうなるのか?

専業主婦が熟年離婚したら生活費はどうなるのか?

専業主婦が熟年離婚したら生活費はどうなるのか?

 

専業主婦だった女性が熟年離婚をしたら、生活費に困ってしまうことがあります。

 

旦那が年金受給できる年齢であれば、結婚していた期間に旦那が支払っていた厚生年金保険料、もしくは国民年金保険料に応じて支給される年金の一部を支給してもらうことができます。

 

熟年離婚が増えたことにより、国の法律で年金分割制度が利用できるように定められていますから、旦那が支給する年金の一部を生活費として受け取れます。

 

また、熟年離婚をしたときは、結婚している間に旦那が稼いだお金で購入した家が車、家具や家電、さらに貯金は公平に財産分与する対象になります。

 

そのため離婚したからといって、専業主婦で外で1円でも稼いだことがなくても、旦那が稼いだ財産の半分を所有する権利を持つことができます。
離婚するときに慰謝料がなくても、財産分与をしてもらう権利はもっていますから、それらを生活費に換算することになります。
ただ、熟年離婚をしてからも、日本人の寿命はかなり長いことから、20年以上は生活をしていかなければなりません。
そうなると財産分与をして得たお金や年金分割制度を利用して得られる年金だけでは生活費が足りないことがあります。

 

そんな時はパートなどの仕事で働いて生活費を稼ぐ必要があります。

 

専業主婦として働いた経験がない場合は、働くことが大変だと考えがちですが、働くことによって自分でお金を稼ぐ楽しさを知ったり、新しい出会いによって友達や再婚相手が見つかることが期待できます。