熟年離婚率はどのくらいでしょうか?

熟年離婚率はどのくらいでしょうか?

熟年離婚率はどのくらいでしょうか?

 

熟年離婚、というのは一般的に、二十年以上の結婚期間をおいた後に離婚した場合に、熟年離婚、と言われます。
決して、夫婦の年齢が高いから、ということでそのような呼称が用いられているわけではありません。

 

その離婚件数は、平成14年に約29万組が離婚している(厚生労働省調べ)ところをピークとして、現在では減少傾向にあるようです。熟年ということを問わず、離婚率という視点から考えると、2008年までは右肩上がりで上昇しているのに対し、現在では横ばいになっています。

 

現在では、だいたい35%の夫婦が離婚しています。

 

ただし、熟年離婚ということを考えると、平成20年には16.5%となっており、平成11年までは上昇傾向にあるのに対して、現在では横ばいにあることが分かります。

 

これは2008年のデータなのですが、このデータが出ていこう、離婚時に年金分割の制度を利用する夫婦がどうやら増えていることが明らかになりました。

 

その制度を取り入れることで、熟年離婚がより増加することになるのでは無いか、というような予想は立てられています。

 

これは、離婚した事例全治を通して見た場合の話であり、同居年数30年以上の夫婦に限ってみると、なんと三倍近くにも増えていることが分かっています。

 

夫婦で連れ添った時間が長ければ長いほど、別れてしまった後に生活に支障がでることが多くなる、ということで、危険視されている事例として、あげられているようです。