熟年離婚後の生活費は考えていますか?

熟年離婚後の生活費は考えていますか?

熟年離婚後の生活費は考えていますか?

 

近年では20年以上も夫婦として生活してきたけれども、子供が巣立ったことをきっかけにするなどした熟年離婚が増加傾向にあります。

 

しかし先の生活のことを考えずに離婚をしてしまうと、生活に困ることになるでしょう。
熟年離婚後の生活で一番重きをおく必要があるのが生活費です。

 

もしも夫であれ妻であれ、正規職員として仕事をしているのであれば、それほど心配はないかもしれません。
年金も厚生年金が支給されることになるので、老後の経済面でも安心です。

 

しかし問題となるのが、財産分与と慰謝料のみというケースです。
特に専業主婦の場合にはこれに該当するでしょう。

 

自分に収入減がない場合には、離婚をする前に生活設計を立てた上で行動しなければなりません。
またこれ以外に専業主婦の場合には、年金分割金を請求されるケースもあります。

 

これは不動産の相続などの問題などによって大きく変動しますが、一番多い場合には年金の2分の1まで請求されてしまう可能性があります。

 

そのため専業主婦であれば離婚をする前に、パートやアルバイトなどでお金をためておく必要があるでしょう。
もしも熟年離婚後の職場が決まっていない場合には、生活費は少なくとも3カ月分が必要となります。

 

また賃貸住宅を契約するのであれば、家賃とともに敷金なども必要となります。
そのため最低でも100万円ほどは事前に用意しておくようにしましょう。
できる限り預貯金は切り崩すことなく生活していくことがポイントとなります。