個人の自由が尊重され生涯独身でいる方も珍しくなくなった現在では、熟年離婚で別れるケースが激増しています。
自分には関係ないことだと思っていても、ある日突然妻から離婚を迫られることは少なく
熟年離婚をした男性のその後の生活は、金銭的に困るケースはあまりないようです。
サラリーマンとして何十年も働いてきた場合、厚生年金などもあるのである程度の収入が見込めます。
しかし、仕事一筋で生きてきた男性は、定年退職をしてから困る場合があります。
近所付き合いもなく、子供との交流もあまりないので孤独に陥ってしまう人も多くいます。
家事や育児は妻に任せきりだったので、自分一人では簡単な料理も出来ないといった人も少なくありません。
それを一から覚えなければいけないのは大変ですし、外食が多くなるなど栄養バランスが偏ってしまうこともあります。
配偶者と一緒に生活しているよりも不規則な生活になりがちなので、健康状態が悪化する人もいるようです。
ただ、最近では料理や洗濯などを任せるサービスも充実しているので、金銭的な余裕があれば生活するのに困ることはありません。
単身赴任や一人暮らしの経験があり、基本的な家事は出来るという男性もいます。
また、趣味の集まりなどに積極的に参加し、孤独ではないという男性もいます。
熟年離婚をした後、寂しくなってすぐに再婚するという男性も多いと言われています。
シニア向けの婚活なども盛んで、セカンドライフを共に過ごせるパートナーを求める人も多いようです。
シニア向けの婚活は相続などの問題も絡むので、子供などの家族から反対されたりトラブルに発展したりすることもあります。そのため入籍しないで事実婚を選択するカップルもいます。