熟年離婚で妻を捨てる夫が急増中!?その理由は?

熟年離婚で妻を捨てる夫が急増中!?その理由は?

熟年離婚で妻を捨てる夫が急増中!?その理由は?

 

熟年離婚と言えば妻が夫を捨てるイメージをお持ちの方が多いかと思いますが、近年では「妻を捨てる」熟年離婚が増加しているのだといいます。

 

本記事では、夫が熟年離婚をして妻を捨ててしまう理由と、その背景についてお話しています。

熟年離婚で妻を捨てる理由とは!?

熟年離婚で妻を捨てる理由とは!?

 

熟年離婚といえば、妻が夫に切り出すものというイメージがありますが、近年における熟年離婚をリサーチしてみますと、“夫が妻を捨てる”ケースが多く見受けられるのです。

 

熟年離婚によって妻を捨てることを決意させる理由にはどのようなものがあるのでしょうか?今回リサーチした中で特に多くみられたものをご紹介します。

 

1.価値観の違い、性格の不一致
ケンカが絶えない、妻による言葉の暴力や傍若無人な態度に嫌気がさした、など、相性や価値観が合わず一緒にいることが苦痛になってしまったケースや、妻によるモラハラ行為に耐えられなくなってしまったケースが多数見られました。

 

2.新しいパートナーの出現
妻以外の女性と親密な関係になり、新しいパートナーと共に生きていきたいという気持ちが強くなったために熟年離婚に踏み切るという方も少なくないようです。

 

3.自分の夢を叶えたい
定年を迎えた後、退職金を使って新しいことにチャレンジしたい方や、早期退職を前に最後のチャンスにかけてみたいという方もいらっしゃいます。

 

しかし、そのような場合、全てのパートナーが快く応援してくれるわけではありません。定年後は冒険をせず安定した暮らしをしたいという妻は少なくないことでしょう。そこで、自分の夢を叶えるために妻とは別の道を歩む方もいらっしゃいます。

熟年離婚で妻を捨てる夫が増えた理由

熟年離婚で妻を捨てる夫が増えた理由

 

では、上記のような理由で妻を捨ててしまう夫が増えてしまった要因は何なのでしょうか。妻を捨てる夫の背景には、ここ数十年間における人間的・社会的な変化が関係しているようです。

 

1.自立できる男性が増えた
世の中はどんどん便利になり、食事や家事に関するハードルは昔に比べるとずいぶん低くなりました。外に出れば24時間コンビニやスーパーが空いていますし、外食産業も発達しています。スマホひとつで簡単に出前を利用できます。

 

また、家事をするのに便利な家電も次々に登場していますし、分からないことがあればすぐにネットで調べられます。

 

大多数とは言いませんが、これらの変化よって自立した男性は確実に増えていると思われます。妻が居なくても現実的な面は何とかなる、と考えてしまい、結果として妻を捨てるという考えに至りやすくなっているのかもしれません。

 

2.自分の人生を生きたい人が増えた
現在の社会は家族としての幸せと同じくらい、またそれ以上に個人の幸せを大切にしたいという方が増えてきています。人生100年時代と言われ、今後もどんどん寿命も延び続けるでしょう。定年退職をしたとして残りの人生はまだ30年近く残っています。

 

そこで、残りの人生は妻とではなく、自分だけで生きた方がより幸せに生きられるのではないか?妻ではない他の人との人生の方が幸せになれたのではないか?と考えてしまう男性もいることでしょう。

 

3.寿命が延びた
寿命が大幅に伸びていることも熟年離婚が増えている大きな要因となっています。

 

寿命が伸びているために、人生の後半戦はぐんと長くなりました。残りの人生プランに妻が必要かどうか、どうしても考えてしまうのではないでしょうか。

 

また、そういった価値観は十数年前には、まだ無かったと考えられます。

熟年離婚も多様化をしている

熟年離婚も多様化をしている

 

近年では夫が妻を捨てる熟年離婚が増加しています。

 

寿命が延び、自立した生活力を持つ男性が増えたこと、個人としての幸せにフォーカスした生き方をしたい夫が増えてきているというのが大きな要因と考えられます。

 

そして、今後このような傾向はどんどん強くなっていきそうです。ますます妻の社会進出や自立が促される世の中になってしまうかもしれません。