共働きの場合、離婚したらそれぞれの年金はどのようになるのか?

共働きの場合、離婚したらそれぞれの年金はどのようになるのか?

共働きの場合、離婚したらそれぞれの年金はどのようになるのか?

 

熟年離婚は日本でも社会問題になっています。離婚する場合、家庭によって様々な問題が出てきます。

 

そのひとつが年金の問題です。
日本では、離婚した時に年金記録を夫婦で分割することが可能です。

 

離婚による年金分割は、夫の厚生年金の半分が最大となります。
夫婦が共働きで厚生年金であれば、両方の年金を合算してその50%が最大です。

 

一般的に夫の年収の方が多いケースが多いです。
妻の年収によっては、分割で妻側の取り分が減ることもあります。

 

分割の対象期間は結婚してから離婚するまでの期間です。
結婚するまでの期間は対象外になるので注意が必要です。

 

離婚する場合は請求期限が定められているので、離婚後2年以内に請求します。
請求期限内に請求しないと、申請が無効になってしまいます。

 

離婚した夫が死亡した場合でも、記録が分割されているので将来は分割されている分の年金を受け取ることができます。

 

最近は、熟年離婚をした後に新しいパートナーと結婚するカップルも増えています。
その場合も、受け取る額に影響はないので安心です。

 

専業主婦も共働きをしている主婦も、熟年離婚をする場合は感情に走らないほうが賢明です。
一緒にいるのが嫌で離婚後の計画を立てずに離婚をすると、後で経済的に困るケースもあります。

 

特に熟年離婚は、無計画な離婚は避けて賢く立ち回ることが大事です。
法律についての知識がない場合は、弁護士事務所の無料相談を利用してアドバイスを貰うこともできます。