厚生労働省が発表した人口動態統計によると、2020年に離婚した夫婦のうち、結婚してから20年以上経ってから離婚した夫婦=いわゆる熟年離婚の件数は全体の40%以上になるといいます。⇒人口動態統計
長年連れ添った夫婦が熟年離婚をする理由は様々なものがあげられますが、ランキングの10位には同居に応じないということが挙げられます。
これは夫の方が多く理由として挙げています。
9位は家庭を顧みないということです。例えば夫が仕事ばかりで、家庭のことは妻に任せっきりというパターンが、熟年離婚になる理由に多く見られます。
8位はセックスレスで、これは法的にも正当な離婚の理由に認められています。
7位に挙げられるのは家族や親戚との折り合いが悪いという点です。
これも夫の方が多く挙げているといえるでしょう。
6位は浪費をするという点です。
ファッションや趣味、ギャンブルなどパートナーの浪費癖に頭を悩ませている人は非常に多く見られます。
浪費癖はなかなかなおらないので、できれば結婚前に見極めたいものです。
5位にあげられるのは生活費を渡さないということです。
これは女性側から圧倒的に多く離婚の理由に挙げられています。
4位はパートナーへのDVです。
これについては黙って耐えるのではなく、速やかに第3者に相談する必要があるでしょう。
圧倒的に女性がDVを理由に離婚をしている傾向にありますが、近年では妻から夫へのDVも非常に増えてきています。
3位は浮気や不倫などの異性関係です。熟年離婚に限らず多くの離婚の原因に異性問題が絡んでいるといえるでしょう。
そして2位は言葉によって人格を否定したり、無視をするなどの精神的な嫌がらせです。
モラハラは妻からの理由として多く挙げられますが、近年では夫からの相談も非常に増えています。
最後に第1位は性格の不一致となっています。