個人の自由が尊重され生涯独身でいる方も珍しくなくなった現在では、熟年離婚で別れるケースが激増しています。
自分には関係ないことだと思っていても、ある日突然妻から離婚を迫られることは少なく
熟年離婚が増えていますが、これにより見えてきた傾向があります。
熟年離婚後によって男女が受けるショックの大きさの違いです。
女性は立ち直るのが早いのに対して、男性はなかなか立ち直れません。
抜け殻のようになってしまい、生活に支障が出てしまう人も珍しくありません。
女性は新たな人生のスタートを切って、以前より前向きになるケースが多いです。
なぜ男性は立ち直るまでに時間がかかってしまうのでしょうか。
主な原因として考えられるのは目的の喪失です。
一般的に男性は、定年まで家族を養うことを目的にして働きます。
仕事でつらい目にあっても、家族のために一生懸命働けるのです。
つまり家族と仕事がいきがえと言い換えられます。
定年して熟年離婚をすると、それらを一気に失うことになってしまいます。
そのため生きるための原動力がなくなり、なかなか立ち直るきっかけを掴めません。
この事実に注目すると、立ち直るためのヒントが浮かんできます。
つまり新たな原動力を得られれば、ショックを克服しやすくなります。
セカンドライフを楽しもうとするスタンスで、周囲を見渡してみてください。
スポーツや趣味など何か興味を持てるものはないでしょうか。
もちろん新たな女性との出会いを求めるのも一つの手です。
ショックから立ち直るまでは、このように積極的に自分の周囲に目を向けてみましょう。
運が良ければすぐに見つかることもあります。
仕事で忙しくて断念していた活動があれば、これを機に始めると良いでしょう。