後悔しないために。熟年離婚におけるデメリットを知っておこう

後悔しないために。熟年離婚におけるデメリットを知っておこう

後悔しないために。熟年離婚におけるデメリットを知っておこう

 

熟年離婚をして自由な生活を手に入れている方がいらっしゃる半面、後悔や不満を感じている方も少なくありません。また、熟年離婚後のデメリット面に関しては、メリット面よりも取り上げられることが少ないように感じます。

 

熟年離婚後に後悔なく充実した生活を送っている方の多くは、熟年離婚におけるデメリットを理解し、リスクマネジメントをした上で離婚を決意されています。

 

そこで今回は熟年離婚におけるデメリットにはどんなことがあるのか?について解説します。

熟年離婚におけるデメリットとは?

熟年離婚におけるデメリットとは?

 

1.金銭的負担が大きくなる

 

熟年離婚後、多くの方は一人で生活していくことになります。年金暮らしの場合、2人分の年金受給額があれば家賃や光熱費などを折半できますが、1人分の年金だとそうもいきません。金銭的負担は独身の方がより大きくなることは必須です。となれば、パートやアルバイトなどをし、足りない分の生活費を稼ぐことも必要になってくるでしょう。

 

 

2.子どもに迷惑をかける可能性が高い

 

自分で働きに出ることが難しいという方の中には、貯蓄を切り崩して生活するという方もいますが、貯蓄すら無い場合は、子どもに金銭的な援助をしてもらうことになります。子どもにかかる負担は大きくなり、そのことに引け目やストレスを感じることになるかもしれません。

 

 

3.孤独感を感じることが多い

 

熟年離婚後、いざ一人になると孤独を感じ不安な気持ちになるという方も多いようです。外で人間関係を作り友人と交流するという方法もありますが、歳を重ねると頻繁に外出することもままならなくなるかもしれません。一人でも人生を楽しむことができるようになることも視野にいれるべきでしょう。

 

 

4.財産分与が上手く行われるとは限らない

 

離婚時の財産を今後の生活の糧にと、財産分与をあてにしておられる方も多いことと思いますが、財産分与が必ずしも上手くいくとは限りません。場合によっては財産を一切もらえない可能性もあります。こうった状況を想定しておくことも必要です。

熟年離婚の大きなデメリットは自身への負担の大きさ

熟年離婚の大きなデメリットは自身への負担の大きさ

 

1.不満や後悔を感じる瞬間が誰にでもある

 

一時的な感情で熟年離婚を決断してしまうと、必ずといっていいほど後悔する瞬間が訪れることになります。金銭的、精神的な負担に加えて、自ら働くとなると体力的な負担まで加わることになります。そんな状況でも耐えられるのか、想定外の苦労をすることになったとしても熟年離婚をしたほうが幸せになれるのか、よく考えてから熟年離婚を決断するようにしましょう。

 

 

2.老後のことも自分ひとりで管理する必要がある

 

考えなければいけないのは負担の大きさだけではありません。人生は熟年離婚も長く続いていきます。自分が自由に動けなくなった後の老後についても考えておかなければいけません。

 

考え無しに行動してしまうと、一時的には楽になるかもしれませんが、結果として子どもや周りの方に負担をかけてしまうことになります。夫婦で生活していれば、貯蓄やお互いのサポートもしやすいですが、1人での生活だといそういうわけにもいきません。

 

今からどのように老後に向けて貯蓄や準備をしていくのかなど具体的な計画をしたうえで、離婚という選択をされることをおすすめします。

熟年離婚はリスクマネジメントをした上で決断を

熟年離婚はリスクマネジメントをした上で決断を

 

熟年離婚にはメリットだけでなく、デメリットも多く存在します。デメリットとして上げられるのは、金銭的負担や孤独との向き合いが中心となり、多くの方が熟年離婚後に悩まれている問題でもあります。

 

熟年離婚に踏み切る前から、離婚後の生活を想定し、必要な備えや心を整えておくことをおすすめします。